結婚=幸せとは限らない。結婚生活が辛いと泣きわめく女、A子さんの話
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こんにちは、ありさです。
・前回までのあらすじ
25歳までに結婚することを夢見る、24歳のA子さん。
25歳になる直前、付き合っていたダメ男に逆プロポーズ。
ダメ男に「条件付きなら」と結婚してもらえることになったA子さん。
果たして結婚の条件とは?
そして結婚したせいで起こる悲惨な毎日とは?
今回はこの話の後編です。
悲惨な結婚生活
念願叶って25歳までに結婚することができたA子さん。
さぞかしノロケ話がくり広げられることだろうと思っていた私たちは、その真逆の話を聞かされることになります。
まだ結婚して一週間しか経っていないのに、A子さんは顔を真っ赤にして泣きながら出勤するようになりました。
そして仕事中の8時間、ずっとダメ男のグチを言いながら泣きわめくんです。
主な内容はこんな感じです。
・ダメ男が家事を一切手伝ってくれない。
・ダメ男がゲームばかりして相手をしてくれない。
・ダメ男が「料理がまずい。うちのママのほうがおいしい。」と言ってくる。
・ダメ男が「ママに会いたい」と言って実家に帰ったきり、こちらの家に帰ってこないことがよくある。
・ダメ男が休みの日に買い物に連れて行ってくれない。
…などなど、新婚とは思えないほどダメ男の文句をわめき散らしていました。
お分かりの通り、ダメ男はマザコンだったのです。
しかもDVまでするらしく、「昨日は寝ている時に顔を踏まれた!」と言ってA子さんは泣き叫んでいました。
毎日毎日8時間、飽きもせずにダメ男の文句を言いながら泣きわめくA子さん。
聞かされているこっちまで憂うつになるほどでした。
一度、「そんなにつらいなら、傷が浅いうちに離婚したら」と同じ職場のB子さんが言いましたが、「それはできない」の一点張り。
理由は自分の両親に「ダメ男は最高の男だ」とウソをついているから、離婚なんてとんでもないということでした。
なんでそんなウソを…と私たちは思いましたが、ダメ男と付き合ってすぐの頃からのウソみたいなので今さらどうにもできない模様。
離婚はできない。ダメ男は憎い。
そんな悲惨な結婚生活を、A子さんは送るはめになったのです。
結婚の「条件」とは?
逆プロポーズ、いや「結婚の頼み込み」をして結婚したA子さん。
その時にダメ男から出された「結婚の条件」とは何だったのでしょうか。
それは、「A子さんの貯金をすべてダメ男に渡す」ということでした。
そうです。A子さんは自分の貯金と引き換えに、結婚を承諾してもらっていたんです。
A子さんは高校生の頃からバイトをしていて、趣味は貯金でした。
そして高校を卒業してすぐに就職し、給料はもちろんボーナスもほぼ使わずに貯金をしていたんです。
なのでA子さんはかなりの金額を貯金していました。
そこに目をつけたのがダメ男。
お金目当てにA子さんと結婚したんです。
A子さんの貯金を手に入れたダメ男は、すぐに自分専用の車を買いました。
かなりの大型の高そうな車で、改造までしたらしくなぜか車高短(しゃこたん。車高を低くする改造)仕様でした。
車代はもちろん、改造費なども元はA子さんのお金です。
でもダメ男は「自分専用の車だから」と言って絶対にA子さんを乗せることはありません。
だから「休日に買い物に連れて行ってもらえない」と言ってA子さんは泣いていたのです。
また、車を買ってもまだ貯金があったらしく、残りは「ダメ男の親子との二世帯住宅」を買うための資金に消えました。
ダメ男が二世帯住宅に住みたがった理由は、もちろんママにすぐに会えるからです。
ダメ男が結婚を承諾した理由。
それはA子さんの貯金の額を知っていたからです。
最後に
グチを聞かされていた当時から思っていましたが、ダメ男は今思い返してもダメ男ですね。
でも考えてみれば、「お金と結婚したダメ男」と「結婚と結婚したA子さん」はお似合いだったのかもしれませんけど。
とりあえず、結婚に失敗したからって職場で泣きわめくのはどうかと思います。
私はしばらくしてその職場を退職したので、その後の話はくわしく知りません。
でもうまくいくようになったという話は聞かないので、今も泣きわめいているかもしれませんね。
結婚はゴールではありません。始まりです。
もしあなたが独身なら、決して「結婚はゴール♡」などという夢を見ず、現実的にとらえるようにしてくださいね。
以上、ありさでした。
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