家庭内暴力、ネグレクト、いじめ…毒親育ちの私が、運命の男性に出会うためにやったこと
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こんにちは、ありさです。
今回は今まで語ることのなかった、私の過去について書いていきます。
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父の家庭内暴力
もともと私は父、母、兄、私という4人家族。
うちの父はいわゆるDV男でした。
気に入らないことがあると殴る。
お酒を飲んで酔うと殴る。
そんなことが毎日でした。
毎日毎日、父は家で暴れていました。
そんな家庭環境で私が6歳になるころ、母が言ったんです。
「お父さんと別れるけど、お父さんとお母さん、どっちに付いてくる?」と。
私は、「お父さんがいなくなれば平和になる」と思ったので母に付いていくことにしました。
同じ理由で兄も母に付いていくことに。
これで平和な生活が送れるはず。
そう思っていた私の考えは、後で絶望に変わるのです。
母と兄の暴力とネグレクト
父と母との離婚が成立し、3人家族になった私たち。
ようやく平和が訪れるかと思いましたが、そうはいきませんでした。
母が暴力を振るうようになったんです。
しかも「この家で私の言うことは絶対だ。言うことを聞かないならお前を捨てる」と言われ続けました。
幼い私は、捨てられたりしたらもちろん生きてなどいけません。
だからいくら理不尽なことを言われても、我慢して聞くようにしました。
その代わりに、母は兄をものすごく甘やかすようになりました。
兄がどんなわがままを言っても、その希望を叶える努力を一生懸命するんです。
その兄にかまっている間、私はほったらかし。
一応食べ物は与えられましたが、母は兄にかまうばかりで私のことは何時間でも無視。
それが日常茶飯事だったんです。
また、兄からも暴力を受けました。
兄はもともとわがままで自分勝手で、気に入らないことがあるたびに私を殴っていました。
その暴力は父と暮らしている頃は少しはマシだったのですが、父がいなくなって兄を怒る相手がいなくなったからでしょう。
体が小さく弱かった私は、兄に毎日殴られ続けました。
母と兄からの暴力に、ネグレクト。
私の体と精神はボロボロになりました。
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学校でも続く地獄
そんな家庭環境で育った私は、人とコミュニケーションを取る方法が分かりませんでした。
だから学校では友達もできず、ひどいいじめを受けるようになりました。
体育館裏で殴られたり、お金を取られたりする毎日。
そのうち不登校になりました。
それが小学校の頃です。
家でいじめられ、学校でもいじめられる。
私の人生はぐちゃぐちゃでした。
中学校に上がっても、友達はもちろんできず不登校に。
学校や家庭でのストレスで、中学生なのに胃炎になりました。
それでもなんとか中学校を卒業し、高校に入学。
高校に入ってもあいかわらず友達はできず、不登校でした。
でもずっと不登校だと留年してしまうので、歯を食いしばって学校に行きました。
単位ギリギリでしたが、留年することもなくなんとか卒業できたときは自分でもホッとしました。
卒業する間際、母にこう言われました。
「うちは生活保護を受けていてお金に困ってるから、高校を卒業したら働きなさい」と。
私は大学に行くことさえ許されなかったのです。
人生を変える方法
高校を卒業し、母の言いつけどおり就職した私。
就職先はとある企業の工場でした。
そこで私は、後に人生を変えることになる人たちに出会いました。
それは、就職先の秘書課の先輩たち。
すごく美人で上品で、自分と同じ女性とは思えませんでした。
しかもすごく気さくで、こんな私にも優しく話しかけてくださったんです。
私は思いました。
「同じ女なら、秘書課の先輩たちのようになりたい。いや、なってやる!」と。
その日から私は、自己啓発をするようになりました。
毎日本屋に寄り、自分を変えられそうな本は片っ端から読みました。
人とコミュニケーションをとる方法、
ポジティブに物事を考える方法、
外見を磨く方法…
とにかく必死で本を読み続けました。
たぶん200冊は読んだと思います。
そして秘書課の先輩たちを目指して2年が経った頃。
私は、それまでの自分と180度違う自分になっていました。
人とコミュニケーションがとれる。
物事をポジティブにとらえられる。
自分に自信が持てる。
外見が女らしくなった。
すると、周りの目が変わったんです。
なんと、今まで経験したことがないくらいモテるようになりました。
ときには知らない人にいきなり告白されて追いかけられるという、怖い目にもあいましたが…
秘書課の先輩たちにどれくらい近づけたかは分かりませんが、私の生活は今までとはまったく違うものになりました。
運命の男性との出会い
そんな頃、社内で飲み会がありました。
私が飲み物を飲んでいるとき、一人の女性の先輩が話しかけてきました。
「ねえ、ありさちゃんて彼氏いるの?」
思わず飲み物を吹き出しそうになりましたが、我慢して
「いえ、いないですけど…」
と答えました。
すると、「ありさちゃんなら紹介してもいい男の人がいるんだけど、会ってみる?」と聞かれました。
せっかくの先輩のお声がけです。
「じゃあ、お願いします」と答えました。
それから2週間後、先輩に男性を紹介されました。
男性と会った瞬間、「この人とはきっと気が合うな。絶対仲良くなれる」と感じました。
その予感は的中し、今では私の主人になりました。
ちなみに主人は私と初めて会ったとき、「この子と絶対結婚する。おまたせ!」と思っていたそうです(笑)
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最後に
最悪の人生を歩んできた私ですが、自己啓発をすることにより自分に自信を持てるようになりました。
結果、運命の男性と出会って結婚することができました。
今では毎日最高に楽しい人生を送っています。
ちなみに大学には行けませんでしたが、自分のお金でアパレルの専門学校に行き、あこがれだったアパレル業界に就職しました。
つらいことが多かった人生ですが、私には「自分で人生を切り開いた」という経験と自信があります。
また、毒親の家庭で育ったことも「あんなつらい状況で、よく生き抜いたな」と自信に変えることにしています。
主人は優しくて尊敬できる男性で、私の人生をより良くしてくれた大恩人です。
これからも最高の主人と一緒に生きていきます。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
以上、ありさ(@alisa_0731)でした。